東邦大学付属東邦高等学校への進学を考えているけれど、実際の校風や進学実績が気になるという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、東邦大東邦の教育方針やカリキュラムの特色、活発な部活動やイベントの様子を詳しく解説します。さらに、気になる偏差値や入試情報、医学部を含む難関大学への進学サポート体制まで網羅。この記事を読めば、お子さんに合った学校かどうかがわかり、具体的な学校生活をイメージできるでしょう。
- 東邦大学付属東邦高等学校の教育方針
- 東邦大学付属東邦高等学校カリキュラムの特色
- 東邦大学付属東邦高等学校の校風│部活動やイベントの雰囲気
- 部活動の様子
- 文化祭や体育祭(運動会)などイベントの雰囲気
- その他の課外活動について
- 東邦大学付属東邦高等学校の進学実績とサポート体制
- 進学実績
- 進学に向けたサポート
- 東邦大学付属東邦高等学校の偏差値・入試情報
- 東邦大学付属東邦高等学校にはどんな子が向いている?
- 難関大学や医学部進学という高い目標を持つ生徒
- 理数系の科目を探求し、主体的に学びたい生徒
- 東邦大学付属東邦高等学校の学費・諸費用
- 東邦大学付属東邦高等学校の奨学金制度
- 東邦大学付属東邦高等学校に関するFAQ(よくある質問)
- 【2025年】東邦大学付属東邦高等学校の行事・イベント情報
- 東邦大学付属東邦高等学校のアクセス・問い合わせ先
東邦大学付属東邦高等学校の教育方針
東邦大学付属東邦高等学校は、「自然・生命・人間」の尊重を建学の精神に掲げています。
この精神に基づき、生徒一人ひとりが持つ知的好奇心を引き出し、科学的な探究心と豊かな人間性を育むことを目指す教育が特徴です。生徒の自主性を重んじる校風の中で、自ら課題を見つけ、主体的に学ぶ姿勢を養います。体験学習や探究活動を重視しており、机上の学習にとどまらない、生きた知識と深い思考力を身につけられる環境が整っています。
東邦大学付属東邦高等学校カリキュラムの特色
東邦大学付属東邦高等学校のカリキュラムは、併設大学を持つ強みを活かして、リベラルアーツ型教育としての「自分探し学習」と、難関大学受験を見据えた効率的な学習進度の両立を大きな特色としています。
学習面では、主要科目の学習範囲を高校3年1学期までに修了させる「東邦型早期完習学習」を展開しており、高校3年の大半を受験対策の演習時間にあてることができます。特に理系数学の進度は速く、ハイレベルな知識の早期定着を図っています。この先取り学習を支えるため、定期考査後の補習体制や、難関大学対策の特別課外講座も充実しています。
一方で、知識偏重に陥らないよう、中高6年間を通して「自分探し学習」を軸としたプログラムを実施しています。これは、生徒の知的好奇心と自主性を尊重し、将来の可能性を広げるための取り組みです。併設大学の教員による学問体験講座や、読書を通じて表現力を高める「読書マラソンノート」などが特徴的です。高校3年次には、自分の進路に合わせた自由選択科目が豊富に用意されており、志望校別に特化した学習が可能になります。
このように、東邦大学付属東邦高等学校では、高度な学力養成と主体的な探究心の育成を高いレベルで両立させています。
東邦大学付属東邦高等学校の校風│部活動やイベントの雰囲気
東邦大学付属東邦高等学校は、勉強だけでなく部活動や学校行事にも全力で取り組む「文武両道」の精神が根付いています。
また、生徒の自主性を尊重する自由な校風が特徴で、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。学習意欲の高い生徒が多く集まる一方で、何事にも積極的にチャレンジする活気あふれる雰囲気が魅力です。
部活動の様子
部活動は非常に活発で、多くの生徒が加入し、仲間とともに汗を流しています。運動部・文化部ともに種類が豊富で、全国レベルで活躍する部も存在します。
中高6年間を通して活動できる部も多く、学年を超えた深い絆が育まれるでしょう。学業との両立をしながら、目標に向かって努力する経験は、大きな自信につながるでしょう。
文化祭や体育祭(運動会)などイベントの雰囲気
文化祭である「銀杏祭」や体育祭は、生徒が主体となって企画・運営する一大イベントです。
特に銀杏祭は、毎年多くの来場者で賑わい、クラスや部活動、有志団体による独創的な展示や発表、パフォーマンスが繰り広げられます。体育祭では、クラスTシャツを身にまとった生徒たちが、優勝を目指して熱い戦いを展開。学校全体が一体となるこれらの行事は、生徒たちのエネルギーと創造性が存分に発揮される場であり、最高の思い出をつくります。
その他の課外活動について
通常の授業以外にも知的好奇心を刺激する多様な課外活動が用意されています。具体的には、以下のような学問への興味を深める機会が豊富です。
- 学問体験講座
- 国際交流プログラム
これらの活動は、生徒が自らの興味・関心を広げ、将来の進路を具体的に考えるよいきっかけとなります。
東邦大学付属東邦高等学校の進学実績とサポート体制
千葉県内屈指の進学校として知られ、医学部をはじめとする難関大学へ高い進学実績を誇ります。その背景には、生徒一人ひとりの目標達成を支える手厚いサポート体制があります。
進学実績
毎年、東京大学や京都大学をはじめとする国公立大学や、早稲田大学、慶應義塾大学といった難関私立大学に多数の合格者を輩出しています。
特に、東邦大学の付属校ということもあり医学部への進学に強く、東邦大学医学部への推薦制度があるほか、他大学の医学部医学科にも多くの生徒が進学。この高い進学実績は、質の高い授業と、学習意欲の高い生徒たちが切磋琢磨する環境がもたらしたものと言えるでしょう。
※参考:東邦大学付属東邦中学校・高等学校「進路 進路実績 」
進学に向けたサポート
進路指導が非常に手厚いことも大きな特徴です。生徒の学習を全面的にバックアップするため、以下のようにサポートが充実しています。
- 個別指導:担任や進路指導部の教員による定期的な個別面談
- 進路意識向上:大学教授による模擬授業、様々な分野で活躍する卒業生による講演会
- 学力向上:夏期・冬期講習、放課後の補習
生徒一人ひとりの希望や適性に合わせたアドバイスを行い、早期から進路意識を高める環境が整っています。
東邦大学付属東邦高等学校の偏差値・入試情報
東邦大学付属東邦高等学校は、千葉県内でトップクラスの学力が求められる難関校のひとつです。主な入試情報は以下の通りです。
- 偏差値:72前後
- 入試区分:前期選抜、後期選抜
- 試験科目:国語・数学・英語・理科・社会(5教科)
合格には相応の学力が必要不可欠で、どの科目も高いレベルでの理解が求められるため、苦手科目をつくらず、バランスのよい学習を継続することが合格への鍵となります。詳細な入試情報は、必ず学校公式サイトの募集要項で確認してください。なお、現在は高校からの入学は受け入れておらず、完全な中高一貫校である点に注意が必要です。
東邦大学付属東邦高等学校にはどんな子が向いている?
高いレベルの学習環境と自由な校風を持つ東邦大東邦高等学校。ここでは、どのような生徒に特に向いているのかを解説します。
難関大学や医学部進学という高い目標を持つ生徒
将来、難関大学や医学部への進学を強く希望している生徒にとって、東邦大東邦は最適な環境です。
周囲には同じように高い目標を持つ仲間が集まっているため、互いに刺激し合いながら学習意欲を維持できます。質の高い授業や充実した進学サポート体制が、目標達成への道を力強く後押ししてくれるでしょう。明確な目標に向かって努力し続けたい生徒にぴったりの学校です。
理数系の科目を探求し、主体的に学びたい生徒
理科や数学が好きで、物事の仕組みを深く探求したいという知的好奇心が旺盛な生徒にもおすすめです。
大学連携の「学問体験講座」や充実した実験設備、自らテーマを設定して探究を進める「自分探し学習」などは、まさに探究心を存分に発揮できる場。受け身の学習ではなく、自ら問いを立てて答えを探していくプロセスは、大学での学びや将来の研究活動にもつながる貴重な経験となるはずです。
東邦大学付属東邦高等学校の学費・諸費用
東邦大学付属東邦高等学校の学費は、他の私立高校と比較して標準的な水準です。2026年度入学生の初年度納入金の一例は以下の通りです。
- 入学金:340,000円
- 授業料:444,000円(月額37,000円)
- その他:施設設備費、制服代、教材費、校外学習積立金など
詳細な金額については年度によって改定される可能性があるため、必ず学校が発表する最新の募集要項で確認するようにしましょう。
※参考:東邦大学付属東邦中学校「生徒募集要項」
東邦大学付属東邦高等学校の奨学金制度
経済的な理由で修学が困難な生徒は、奨学金制度を利用することができます。利用できる奨学金制度の例として、以下のものが挙げられます。
- 交通遺児育英会奨学金
- 都道府県が設ける奨学金
東邦大学付属東邦中学校・高等学校の公式サイトに一覧が掲載されているので、利用条件や申請方法などの詳細は、公式サイトを確認、もしくは学校事務室や各県担当部署への問い合わせをおすすめします。
※参考:東邦大学付属東邦中学校・高等学校「奨学金募集一覧」
東邦大学付属東邦高等学校に関するFAQ(よくある質問)
ここでは、受験生や保護者の方からよく寄せられる質問にお答えします。
高校から入学できる?
- 2025年現在、東邦大学付属東邦高等学校は高校からの生徒募集はおこなっていません。
東邦大学付属東邦は2017年度の入試から高校募集を停止し、完全中高一貫校となりました。そのため、同校への入学を希望する場合は、中学校の入学試験に合格する必要があります。Webサイトなどで古い情報を見かけることもあるため、ご注意ください。
他大学への進学サポートはある?
- はい、手厚いサポートがあります。
東邦大学の付属校ですが、東邦大学へ内部進学する生徒は一部で、卒業生のほとんどが他大学を受験します。そのため、学校のカリキュラムや進路指導は、国公立大学や難関私立大学への進学を前提に組まれています。生徒一人ひとりの志望校合格に向けて、学校全体で力強くサポートする体制が整っているため、安心して他大学受験に臨めます。
東邦大学付属東邦高等学校と市川高等学校と渋谷教育学園幕張高等学校を比較したい
- いずれも千葉県を代表する進学校ですが、それぞれに特色があります。各校の主な特徴は以下の通りです。偏差値だけでなく、教育方針や校風を比較し、学校説明会などで実際の雰囲気を感じて、自分に最も合う学校を選ぶことが重要です。
- 東邦大東邦:自由な校風/東邦型早期完習学習/高校入学なし
- 市川高等学校:自由な校風/第三教育/SSH
- 渋谷教育学園幕張:「自調自考」/国際教育/探究学習
【2025年】東邦大学付属東邦高等学校の行事・イベント情報
東邦大学付属東邦高等学校の実際の雰囲気を知るためには、学校説明会や文化祭などのイベントに参加するのが近道です。
例年、受験生とその保護者を対象とした学校説明会が複数回開催されるほか、9月の文化祭「銀杏祭」は一般公開され、生徒たちの活気ある様子を直接見ることができます。
詳細な日程や申込方法については、6月頃から学校の公式サイトで発表されます。興味のある方は、こまめに公式サイトをチェックし、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。
東邦大学付属東邦高等学校のアクセス・問い合わせ先
東邦大学付属東邦高等学校へのアクセス・問い合わせ先は以下の通りです。
【アクセス・問い合わせ先】
住所 | 〒275-8511 千葉県習志野市泉町2-1-37 |
|---|---|
アクセス | JR総武線「津田沼駅」北口より京成バスで約15分 |
公式サイト |
学校見学や入試に関する詳しい情報については、公式サイトをご確認いただくか、直接学校へお問い合わせください。
